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桜石は、インド石の透入三連晶が風化してセリサイトや緑泥石に変化した仮晶と言うのが有力説の様です。でも、そう決定づけしている風潮も見られるようです。そう断定されている学者の方もありますから。 確かに、菫青石から成っている物もありましたが、鉱物結晶学的にトラピッチェ構造に成るのが可笑しいと、以前から言われ続けてきました。その後、インド石の桜石が見つかり、これなら可能と言う事で、桜石の原鉱物をインド石に持って行った様ですが、それでも、まだトラピッチェ構造になる説明が付かないのだそうです。しかも、炭素隔壁まであったりして。 でも、これ、数少ない産地の、しかも、そこでも数少ない綺麗な桜石のみを見て考えた事だと思うのです。普通、トラピッチェ構造を示す、綺麗な桜石は非常に少ないのです。だからこそ、亀岡では天然記念物にも指定されているのです。 しかも、この亀岡の桜石、母岩が風化している様に見えるのです。そしてセリサイトで出来ている。 で、桜石は、インド石の透入三連晶が、風化してセリサイトなると言う風に、うまく説明が付いた訳ですけど、そうは行かないのです。先ず、インド石が風化してセリサイトになるかと言う問題です。セリサイトは、常温、常圧では生成しないと思います。その上、風化していないと考えられる石であっても、セリサイト化しています。 僕は、ナマコの化石が好きなのです。しかも、変な物を見るとナマコ化石に結びつける事が多いのです。で、そう言うと、ほとんどの人が「そんな馬鹿な」と答えられる訳です。で、「ナマコの生態は知っている?」と聞く訳ですが、まだ、ただの1人も「知っている」と答えた方は居ません。しかも、形態すらです。それなのに「そんな馬鹿な」と言えるでしょうか。そう言うのなら、その前に、先ずナマコの生態を調べてから言うべきではないでしょうか。元々、ナマコの生態はほとんど知られていません。それだけ、未知の不思議な生物です。でも、基本は棘皮動物、その特徴を知るだけでも、面白い事が色々とあります。 化石コレクターの僕は、玄能石や桜石、空晶石、ノジュールには、そう言う面白さが満載なのです。 *********************************************
by sakuraishi_museum
| 2015-06-06 12:37
| 桜石
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